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【名探偵コナン】生まれ変わったら新一の姉でした。

第38章 〜コナンvs平次! 東西探偵推理対決!!〜




コナン「東京の人は、カレーや麻婆豆腐なんかの香辛料が効きすぎたものは辛いって言うけど、塩辛い料理のことはしょっぱいって言うんだよ。だからこの味噌汁や塩ラーメンを辛いって言ってた甘粕さんは、関西人ってわけさ」

甘粕「!!!」

平次「えぇぇぇぇ!! ホンマかそれ!!」

和葉「じゃあ海の水は辛いって言わへんの?!」

蘭「塩辛いか、しょっぱいかな?」



東京の人間の言葉に、関西人の3人は動揺と驚きを隠せない様子

しかし、甘粕は未だに隠そうとする



甘粕「そ、そんなのただの言い間違いじゃねぇか! ホントは俺も塩辛いって言おうとしたのに、その大阪のにいちゃんたち釣られちまったのさ」

コナン「そうそうその語尾に『さ』をつける言い方!」

甘粕「坊主がさっきも使ってた普通の東京弁だろうが!」

コナン「東京の人は普通、東京弁なんて言わないよ? そういうのは関西の人くらいじゃない?」



言わないよねぇ?とコナンが自分の後ろで愛猫を撫でる椎奈に話を振る



椎奈「ん?そうね…。というか、語尾に『さ』をつけるのって関東じゃほとんどじゃなかった?」

甘粕「言い方が変だっていうなら、このおっさんも変だったぜ?!」



そう言って、甘粕は東条を指した



甘粕「食後に水菓子を食べる予定だったっていってけどよ…。アンタが注文してたのはフルーツの盛り合わせだろうが!!菓子じゃねぇじゃねぇか!!」

東条「だからフルーツのことだよ」

甘粕「え?」

東条「あれ、言いません? フルーツを水菓子って…」

目暮「わしは使わんが意味なら知ってますよ。料亭のお品書きの最後の方に、水菓子と書いてありますし…」

平次「それも東京弁なんか?」

椎奈「東京弁というより、江戸の言葉ね。今も使ってるのは江戸っ子ぐらい。大阪じゃ使わないでしょ?」



コナンの代わりに椎奈が説明すると、服部はなるほどと頷いた

するとコナンは甘粕に近づき、関西人の証拠となるものを引き出す



コナン「だからさ〜。甘粕さんはどこからどう見ても…関西人にしか見えへんっちゅうわけでおまんがな!」

平次「(!! おい、工藤?)」

コナン「それにや、おっちゃんタバコを左で持ってたようやけど、ホンマは右利きとちゃいまっか? ラーメンの箸、右側に置いてるさかいな」
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