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【名探偵コナン】生まれ変わったら新一の姉でした。

第38章 〜コナンvs平次! 東西探偵推理対決!!〜




ーーー毛利探偵事務所

世良「へぇー大阪府警本部長の息子かぁ。そのうえ高校生探偵なんてすごいじゃん!」

コナン「僕的には偶然にしても世良の姉ちゃんと椎奈姉ちゃんが知り合いなのがすごいと思うよ…」



あれから私たちは自然な流れで探偵事務所にやってきた

そして現在、大阪の探偵である服部平次くんについて聞いている



蘭「服部くん曰く『西の服部、東の工藤』って並び称されてるらしいよ?」

椎奈「ふーん、さすが新一のライバルってとこね!」

蘭「でも対決してたのは最初だけで、最近は協力しあってる方が多いみたいですよ」

毛利「まあ、2人で一人前ってところだ」



蘭ちゃんの説明に補足するように、小五郎さんが新聞を畳んで私たちに最後らへんは高笑いで言う



毛利「この日本一の名探偵である、眠りの小五郎とはランクが違うってわけよ。がーはっはっはっ!」

コナン「(眠りの小五郎も2人で一人だよ…)」

世良「…で?その彼は何をしにここに来るんだい?」

蘭「さあ? ここに来てから話すって言ってたらしいよ?」

毛利「どうせややこしい事件を持ってくるんだろ?西と東で仲良く探偵ごっこしてろ!」



前科があるのか、小五郎さんはうんざりした様子でまた新聞を開き始めた

一方、世良ちゃんは西と東で何やら考え始め、ふと思いついたのか笑顔になった



世良「なぁ!ぶっちゃけ西と東、どっちが名探偵なんだ?!」

全員「「…え?」」



彼女の純粋な疑問に、みんな一瞬目が点になった

しかし、すぐに笑顔を戻して答えを濁す



蘭「あ、あ〜…多分どっちも変わらないと思うよ?」

椎奈「そうそう。両方高校生なんだから知識量も大差ないだろうし…」

コナン「で、でも〜、あえて言うならやっぱり東の…」



コナンくんがさりげなく自分を上にしようとしたまさにその時、探偵事務所のドアが勢いよくバンッと開いた



?「西や!! 西の高校生探偵・服部平次様の方がめちゃめちゃ上やっちゅうんじゃ、ボケェ!!」



そう言って、いきなり色黒の関西弁の青年が怒鳴り込んできた

かと思えば、そのままコナンくんの前まで行き…



服部「黙って聞いとったら勝手なことぬかしやがってほんまにぃ!!」

コナン「(立ち聞きしてたのかよ…)」
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