第6章 〜救済ミッション!!萩原を救え!!〜
ーーーー松田side
ドカアアアアアンッ
椎奈が泣きながら逃げるように訴えた、その数秒後、マンションが爆発した
呆然となる俺は、隣を見た。
椎奈は泣きながら嬉しそうにホッとした様子を見せた
椎奈「よかった…間に合った…」
安心したからか、また泣き出した#MAME1#を俺は抱きしめてやった
松田「(…どういうことだ…?なんでコイツは、これを予知して…。……いや…どうでもいいか…)」
未だ呆然とした頭で、なぜ椎奈が分かったのか考え初めてから、すぐにそれを打ち消した
松田「…ありがとうな」
萩原「お〜〜〜い!!」
遠くから萩原の声が聞こえた。
泣き続けていた椎奈も顔をそっちに向けた
椎奈「萩原のお兄さん…」
萩原「よぉ、椎奈ちゃん。電話のおかげで助かった。教えてくれてありがとうな」
萩原が爽やかな笑顔で言った
椎奈はそれに動揺した。
椎奈「ど、どういたしまして…」
そんな椎奈の肩に、手をポンと置いた
松田「ここじゃ聞かれたくねぇだろ?俺たちもこれから署に戻っから、また後日、3人で会うか」
萩原「そうだな。とりあえず、今日はもう家に帰ってること!いいな?」
椎奈「…はい」
椎奈は、大人しく家に帰っていった……
そのあと、俺と萩原はパトカーに乗って署へ戻る
萩原「……なぁ、松田。椎奈ちゃんはなんで分かったんだろうな?」
松田「…さぁな。でも、どうでもいいじゃねぇか」
萩原「ははっ。そうだな。助けてくれたんなら、何者でも関係ないw」
松田「ああ」
俺はパトカーを運転しながら、
椎奈を抱きしめた時を思い出した
松田「(…あー…ヤバいな、これ…)」
久しぶりに会った少女は、中学生になって成長していた
ーーーー松田side終了