第31章 〜屋外バーベキュー場での出会〜
バーベキュー場には多くの人が集まっているようだ
雨除けの屋根の下、多くのグループが使用できるようにテーブルとバーベキューセットが点々と並べられていた
椎奈達は人だかりから離れた奥のセットを使うことにした
椎奈「じゃあ火の扱いは警察官に任せて、私とコナンくんたちは具材の用意しよっか」
コナン「はーい」
子供2人と椎奈は、さっそく持ってきた具材を開け始めた
そんな彼女たちに向かって中居が返す
中居「了解。まぁ火起しは時間かかるからゆっくり準備していてくれ」
松田「フッ…3分もありゃ十分だ(ドヤァ」←
伊達「ドヤ顔腹立つな。これ爆弾じゃないんだぜ?」
萩原「そーそー。まぁそんなわけで?ゆるゆるとやりますか〜」
そんなボケとツッコミをこなしつつ、刑事組はせっせと炭と火の用意を始めた………
ーーー数分後
コナンと灰原と椎奈が具材を串に刺していると……
萩原「うわあああ!!目が…っ俺の目があああ!!」←
松田「煙で痛いだけだろうが!大して効いてねぇのにうるせぇな!」
コナン「(何やってんだ、あの人ら…)」
椎奈「(研二お兄さんが○スカ大佐に…!!Σ(゚д゚lll))」
すぐ近くから聞こえた萩原の叫びと、それにたいする鋭いツッコミ
思わずそちらを見れば、少しオーバーに痛がってる萩原がわざとパタパタうちわで扇ぐ方向に立ち、松田とふざけあっている
…言っておくが、この世界にラピュ○はない
ちなみに、伊達は道具の準備を終えて松田たちを見て爆笑し、中居も笑いながら携帯でその光景をムービーで撮っている
灰原「…まるで大きな子供ね。あの人たち。下手すれば小嶋くんたち子供より騒がしいわよ」
椎奈「あはは…」
灰原が彼らに向ける冷たい視線に、椎奈は苦笑いした