第4章 〜待ち望んだ出会い〜
なぜかスコッチさんの提案に反対する人がいない。
みんな今日1日で私が危なっかしいと判断した様子。
………けしからん。
椎奈「お兄さんたちは遊びに来たんでしょ?貴重な1日潰れるよ?」
松田「そんならまた今度遊びに来るからいいんだよ」
降谷「俺たち大人に甘えておけばいい」
松田さんが頭をワシャワシャ撫でると、彼らは買い物に出発した
ーーー数時間後
買い物が終わってデパートを出ると、彼らはなんと家まで送ってくれるという。
断ったら、その足で普通に帰れるとでも?と言われた。
私は今度は松田さんに抱えられ、買い物袋は萩原さんが持っている。
さて、彼らは私の家に行く間に、色んな話を教えてくれた。
彼らがまだ警察学校の教育機関の真っ只中であるということ。
行きたいなと思う課の任務の軽い説明なども聞いた。
それから、彼らがどのように出会って、毎日どんなバカをやらかしどんな扱いを受けるのかも教えてくれた(主に萩原さんと松田さんが)
例えば……
松田「たしか、警察学校入って少ししてからか?自衛隊っぽい訓練でドロかぶる時、降谷だけその褐色肌をドロ被ったと勘違いされたの」
萩原「ブフォっwwあったあった!」
降谷「松田!!萩原も笑うな!!」
伊達「あの後、謝られた時の複雑そうな降谷の顔っwwあはははっ」
……と、まぁ、こんな風に弄られていた。
多少、不憫に思いながらも面白い内容に笑って相槌を打つと、
弄られた本人も複雑な顔を捨ててみんな笑ってくれた
そして、何故か頭を撫でられた
………さて、そんな楽しい時間もあっという間に終わりを告げる。