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【名探偵コナン】生まれ変わったら新一の姉でした。

第24章 〜謎めいた乗客〜




その後、コナンはイヤリング型携帯で連絡するところを目撃された



直ぐに携帯を取られ、連絡手段を完全に無くしたコナン



犯人たちは、おまけに爆弾を持ち込んだとまで言いだす始末…



だがそこで、彼はある事に気づいた



なぜ自分の行動かバレたのか…それは共犯者がいるんじゃないか、と…



彼は考えた末にその共犯者を自分の後ろの席に座るとある3人から絞りこんだ




ずっと犯人の様子を伺っていた村田は、いよいよ小仙トンネルに入る前にコナンに耳打ちする…





犯人がそろそろ脱出準備を始めることと、このバスジャック事件を締めくくる反撃の作戦を……









そして反撃は無事成功!



しかし、爆発まで時間がなくなった




トンネルを出ると警察が矢島を開放して待っており、そこにバスが止まる頃には約20秒ぐらいとなった…






村田「全員、すぐにバスを出ろっ!!」





村田が叫ぶと、乗客はある少女を残す全員が外に出ようと出入り口に詰め込んだ


それを見てから自分も脱出するため寝ている椎奈を横に抱える村田は、灰原が残っているのを見た





中居「哀ちゃん、何をやっている?!早く逃げるぞ!!」



灰原「いいえ。私は残るわ…。事情聴取でベルモットに会うくらいなら…」



中居「!!」





一瞬、この子はベルモットに気付いたのかと驚いたが村田


だが、すぐに灰原を説得に入る





中居「ベルモットがいるからなんだい?君はそんなことで、お姉さんと生きる未来を諦めるのか?!」



灰原「!!それは…」



コナン「灰原!!」





哀ちゃんが言い淀んでいると、逃げたはずのコナンくんがバスに入って駆けつけてくれた





中居「ちょうど良かったよ、コナンくん。君は哀ちゃんを頼む。俺は椎奈を抱えてるんでね」



コナン「!!中居さん?!姉さん!!」





彼らもまだいたのかと驚くコナン


そんな彼に苦笑いしつつ、中居は椎奈の足を下ろして自分に凭れさせながら辺りを見回す






中居「(出口まで走っていくには時間が惜しい。こうなったら、窓ガラスを割るしかないな…)」




その時、ちょうど近くに消火栓を見つけ、村田は椎奈を庇いながらそれで思い切り窓ガラスを割った
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