第23章 〜ジョディ・サンテミリオンとの出会い〜
そもそも宮野明美の件といい、公安が一般人の人間と行動するのがおかしいのよ
……まぁ、何日か前にあったらしいピスコとベルモットの件は公安だけ動いたようだけど…
秘密事項の多い彼らが、公安に属さない一般人に組織の話をするとは思えない
だからこそ、予知夢だろうと公安からの情報だろうと組織の動きを知る彼女が恐ろしい……
ジョディ「(一体何者なの?彼女は…)」
私のことも、知っているのかしら?
だとしたら、彼女の演技力は大したものだわ
まったくもって初対面の人間に対する態度だった
さらには、私がFBIと知ってるかのように、公安に守られる彼女は間接的に関わらないようお別れする選択をして見せた
そう考えると、やはり彼女にはデータベースには載っていない大きな秘密がある
それこそ、想像もつかないような何かが……
そして彼女と別れた後、私たちは事件に遭遇した
まぁ、時間はかかれど無事に解決したんだけどね?
クールキッド・江戸川コナンくんのおかげで!
こうして、私は今日、2人の興味深い人間に出会ったのだった………
ーーーーーーージョディside終了