第21章 〜事件を吸引する素質が移りました〜
彼女の立つステージのちょうど真上にある、スポットライトの支えが壊れ、落ちてきた
コナン「?!姉さん、避けて…!!」
刑事組「「椎奈!!」」
園子・子供達「「?!」」
蘭「お姉さん!!」
椎奈「え?」
みんなの叫んでいるが、訳がわからない椎奈
彼女が彼らの視線の先である自分の真上を見上げ、慌てて頭に手を当てたーーーーー
ガシヤァァアン!!
それは、スポットライトがぶつかるのと同時だった
蘭・園子・スタッフ「「きゃああああああ!!」
子供達「「?!!」」
コナン「くそっ!!」
中居「椎奈っ!!」
蘭と園子、スタッフは目を覆って悲鳴をあげ、コナンや中居たち、そして小五郎はすぐに現場へと走っていくーーーーー
一方、地面に倒れた椎奈は頭の痛みを感じつつ苦笑いしていた
椎奈「ははっ…まさかこのタイミングなんて…。読みも外れたし…。せめて、本番終わってからに、して、よ…)」
だんだん遠のいていく意識……
ぼやけた視界に、駆けつけてくれる人たちの足が見えた………