• テキストサイズ

【名探偵コナン】生まれ変わったら新一の姉でした。

第20章 〜両親が帰ってきました〜




有希子「そうだったのね…。あら?そういえばあのとき来てくれた警察学校の子って5人だったわよね?あとの1人はどうしたの?」



村田「零の事ですね。あまり言うべきではないんですが、実は彼の配属先が公安で、今は別人として俺と同じように例の組織に潜入してます。彼はまだ新一くんの状態を知りません」




優作「そうか…。悪いが、愚息の幼児化はこれ以上口外しないでもらえるかい?おそらく、息子にも考えがあるようでね」



村田「そうおっしゃるのであれば、この事実は俺たちの胸の内に…。少しくらいであれば個人的にもさりげないサポートをしますよ」



優作「すまないね。…ところで」






真面目な話も終わり、やっと和やかになると思った途端、お父さんが絶対零度の笑顔を和人お兄さんに見せた






優作「君たちと椎奈は、何もないんだろうね?」



椎奈「お、お父さん?!」



村田「安心してください。そんな関係ではないので。今後も手を出すことはありませんよ。…多分」


椎奈「多分ってなに?!」





マイナスな笑顔を振りまく父と、涼しい顔してさりげなく応えをボカす和人お兄さん



不穏な雰囲気が漂ったかのようにみえたが…






村田「…なんていうのは冗談です。俺たちが彼女のそばにいるのはそんな邪な気持ちではないですよ。ただ純粋に、俺たちを救ってくれる彼女を守りたいんです」








prrr……






場違いな軽快な着信音でそれが崩れた


だが、それと同時にその音が私を焦らせた







椎奈「あ、マネージャー!!もう仕事の時間…?!」






そこからは、なるべくはやくご飯を食べてしまい、洗面所で用を済ませる


そして上の部屋から荷物をとって降りてきた








椎奈「じゃあお母さん、お父さん、和人お兄さん、行ってきまーす!」



有希子「行ってらっしゃい。頑張ってね#MAME1#ちゃん♪♪」



優作「今晩もこの家に帰ってくるよ」



村田「行ってらっしゃい。今日は風見が護衛するからな」





3人に見送られ、私は家を飛び出した
/ 287ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp