生徒会室は寵愛の鳥籠(ONE PIECE長編学園パロ)
第9章 ライバル出現?!(微*)
昨夜は星が無数に輝いていた空だったから、もちろん今朝は晴天だった
閉め切ったカーテンの隙間から、漏れる朝日の光が眠るセナの顔に射し込む
ただし彼女は、これくらいじゃ起きやしないのである
複数同時に鳴ったはずの目覚まし時計は確かに役目を果たしたのに
もはや慣れたように見事に止められていた
今まではこうなった彼女を起こす役目は、両隣の家に住んでいる幼馴染の2人だった
しかし昨日からその役目は1人の男に託された。それは半ば強引ともいえるように…
シロクマのキーホルダーが付いた鍵を使い、男が玄関を開け二階への階段を上る
一番奥の部屋の前に辿り着けば、形式的にノックをしてみる…返事はない
ドアを開けると、ベッドの上で規則的な寝息を立てている姿に小さく溜息を吐いた
『どうやって起こしてやろうか』
ただ揺すって起こしたんじゃ面白くない
だが暴力は絶対にあり得ない、そうだイイコトを思いついた
起こさないように布団を捲ると、色気のないパジャマ姿
起こすための行為を、起こさないようにとは矛盾だが
ここで起きられてはこの後が面白くない
前開きのパジャマのボタンに手を掛けて、これまた丁寧に全てのボタンを外してしまうと前をはだけさせた
「直かよ」
ノーブラな上にインナーも着ていない
よってローの目の前には堂々と控えめな上半身が晒されている
「起きろ、セナ…起きねェと、イタズラしちまうぞ」
一応耳元で、忠告をしておく
「ン…」
忠告と共に吹き込まれた吐息に、一瞬反応はあったが起きる気配はない
本当はキスから始めて、順を追って全身を愛してやりたいが
流石に二日連続で遅刻はまずい、手早く起こすための行動に移る
惜しげも無く晒された乳房を両手で掴み、包むように揉み込む
緩急をつけて揉みつづければ、柔らかだった乳首が段々と芯を持ち始める
「ふ、ぅ…ンッ」
鼻から抜けるような甘い声を吐き、こんなにも身体は感じているというのに
一向に目を覚ます気配はない
今度は左胸の乳首を口に含んで舌を当てがう、ビクッと身体が跳ねて反応を見せるも起きはしなかった
右胸は揉みながら、指で弾いたり摘まんだりしつつ
口に含んだ左乳首は、ちゅうちゅうと吸うようにしてみたり、舌で扱くように舐めたりすると、みるみる硬く尖ってくる
カリッ
口に含んだままの乳首に軽く歯を立てた