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例のイケメンは凶暴な男。【ONE PIECE 】

第24章 忘れてねェか。


カナエの背中に手を回したローは
簡単にブラのホックを外し、服の中にある胸の膨らみに触れた。
首筋に舌を這わせながら、胸の突起を指で転がしている。

『あっ……ロー……今は寝てないと……』

「もう平気だ。」

血の力にどれ程の効果があったか分からないが、少し前まで血だらけになっていたとは思えない。
細身に見えても屈強な海賊達の中で名を上げるこの男は、常人には計り知れないスタミナを持っている様だ。

『体力おばけ……』

「てめェ……」

『っ!』

少し薄くなっていた首筋の赤い痣に、ローは強く吸い付いた。痣は再び赤く色づく。

「俺を楽しませる方法は?」

『えっと……あの……ご期待に添えるようなテクニックは持ち合わせておりません!』

カナエは逃げ出したかった。
今までの経験は、ほぼ受け身ばかり。
何もした事が無い訳ではないが、相手が喜んでいたかどうかなんて分からない。
せがまれて攻めたとしても、イカせた事が無い。いつも途中で止めさせられる。
おそらく下手クソなのだろう。

その行為は、カナエには若干のコンプレックスになっていた。
まさかソレをしろと言うのか。

『とにかく今は大人しくしてないと!ね!』

「もう、その気になっちまった。」

ローはカナエの頭に手を添えると、少しずつ自分の下半身の方へ移動させた。

(うぅ……やっぱり……どうしよう……)

服の中でローのものが硬くなっているのが見て分かる。
カナエはそれを目の前に固まっていた。

「どうした。した事が無ェのか?」

『そうじゃ無いけど……私下手クソだと思うから……自信無い……』

しかもこの男は百戦錬磨の様な顔をしているイケメンだ。
必死に頑張ってみたところで、これまでの女には到底敵わない。
カナエの気分は地の底まで落ちていた。

「やってみなきゃ分かんねェだろ。」

『えぇぇ………』

「とりあえずお前が脱がせろ。俺は怪我人だぞ。」

『さっき平気だって言ったのに……』

しかし、ハチを助けてくれた。
何だか弱みを握られた気がして悔しい
カナエだったが、ローの事は好きだし
ローに尽くすのは嫌じゃない。

カナエはおずおずと服を脱がせた。
ローの下半身が露になる。

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