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ハイキュー 夢主攻め※R18

第38章 花巻/性感体*イベント小説



あつい…。
今の季節…夏。

(あ〜!あついぃぃ!!)

キュキュッ、と皆が動く度に
靴の音がする。
ただでさえ暑い体育館内で
こんなに動けるものなのか…?
でも、かなり汗だくだけど。

(あぁ、見てるだけなのに
汗かいてくる…)

私は持っていた下敷きで、
パタパタと仰ぎ始めた。



部活終了の合図で監督の
周りにメンバーが集まる。
その間で私は少しだけ、
片付けを進めていた…その時

ゴン!

(何が起こった…てか痛い…)
状況が理解出来ぬまま、
一方向を見つめる。
見つめた先は天井。
何事だと振り返るメンバー。

「名前…大丈夫か?
コケたみたいだけど」

花巻の声が聞こえる。
あ、コケたんだ私。
そう気づくと、痛み始める
背中と後頭部。

「う…いたい〜…」

悶える私を花巻は起こしてくれる。
そして、頭と背中を撫でてくれた。

「大丈夫か?」

「うん…痛い」

「なんで コケたの?
後ろから転んでるしモノが置いて
あったわけじゃないじゃん?」

及川がいつもの調子で言う。
そうだ、ほんとなんでだ…。
疑問に思って床を見ると

「…コレ…汗じゃね?」

床には複数の水滴が落ちていた。
でも、誰の汗かわからない
メンバーは声を揃えて
ごめん と言った。

「あ、気にしなくて大丈夫だよ」

私はモップを持ってきて、
床を吹き始めた。



掃除も終わり、メンバーは
学校のシャワーで 汗を流していた。

「ん?花巻は浴びないの?」

タオルで身体を吹いてる
花巻に声をかけると、
ん〜…と唸る。

「あぁ…シャワー満席でよ
俺今日 早く帰りたいし
家で浴びようかなって」

そう呟く花巻は またタオルで
身体を吹き始める。

「でも脇下とか
汗臭いかもね?」

うっ…とまた唸る花巻の
腕を持ち上げる。

「は?なに?」

「そういえば、花巻の
性感体は脇下だっけね?」

「へっ…?」

驚き目を見開く花巻に、
ニヤリと微笑むと、
なんの躊躇いもなく 脇下に
キスをした。
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