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ハイキュー 夢主攻め※R18

第4章 影山/教室



「…影山くん」

「あ?」

そんな目で睨まないでください…
すんごく怖いんです…!!!
今、私と影山くんは
日直の仕事をしていたのだが…
先生に雑用を任されるというなんか
あらゆる少女漫画やらネット小説
なんかでありがちの雰囲気なのです。

(あああ!怖いぃ!!!)

そんな事を思っていると、痺れを
きらした影山くんが不機嫌そうに
怒鳴った。

「だから!!なんだよ?!
さっき呼んだろーが!!」

ハッとし、我に返る。
そうだ、私 影山くんの事呼んだっけ…。

「ごめんごめん!!
あのさ ホッチキスの針
取ってくれない?」

影山くんの横に置いてあるホッチキスの
針が入っている箱を指さす。

「ん」

無造作に渡され、でも取ってくれるんだ、
と思いつつ、針を入れ替える。

カチン、カチン

とホッチキスを止めるだけの音が響く。
何も話せない、そして不機嫌そう!
きっとバレーができないから…かなぁ…。

「おい!」

「はひぃっ?!」

思わず変な声で返事をすると、
不思議そうな影山くんが話し出す。

「や、あのさ 俺もう終わったんだけど」

「あ!そうなの!?
…あぁ…じゃあもう部活行きなよ!」

そう笑って言うと、一瞬躊躇い
首を振った。

「いや、お前が終わるまで待つ」

「えっ!?なんで!?」

「いいだろーが!!」

強くそう言われると何も言い返せない…。
私はまた、カチン カチンと
止め始めた。

そして数分後…。

「ふぁあああ!終わったぁ…
影山くん、おわったよ…ん?」

やり遂げ、影山くんの方を向くと
机に突っ伏し、眠る影山くんが
目に入った。

「影山くん…?」

起こしちゃ悪いかな…と思い、
資料をまとめ、席を立つと
急に服の裾を掴まれ 引っ張られる。

「え…!?影山くん!?」

「名前…離れるな…」

これ…もしかして 寝ぼけてる?
てか離れるなって…!?

「好き…名前…好きぃ……」

ぎゅうぎゅうと抱きしめられ、
気を良くした私は影山くんに
キスをした。
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