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ハイキュー 夢主攻め※R18

第15章 黒尾/先輩をつけなさい。



「黒尾〜」

「先輩つけろよ!
あと敬語も!」

「ごめんごめん、
でさぁ黒尾〜」

「人の話聞いてんの?」

どうも!私は1年の苗字名前!
バレー部のマネージャーしてます!

「あのさ、夜久に先輩を
つけろって怒られた
意味がわからん」

「意味わかるわ アホ」

頭をチョップで殴られた。
地味に痛い。
だいたい1、2歳上なだけで
なんでそう えばれるんだ。

「研磨はわかってくれる
でも夜久はわかってくれない」

「そりゃあ…研磨も同じ事
思ってるからだろ…でも
研磨はちゃんと先輩つけてんぞ」

「黒尾にはつけてない」

「確かにそうだけど…」

「嫌なのか?」

そう問い詰める私に、
いや、そうじゃねぇけど…と
言葉をつまらせる。

それから家に帰って、
悩みに悩んで、
黒尾が言うなら、と先輩付けで
呼ぶ事に決めた。

「よぉ、早いな名前〜」

「黒尾先輩が遅いだけだ」

驚いたような、青ざめたような、
何企んでるんだと言いたげのような
そんな顔をして私を見る。

(なんつー顔だ…)

きっと先輩をつけた私の事を
変だと思ってるんだろうなぁ…と
思いつつあえて顔にはつっこまず、
部活の準備を始めた。

「…名前…?」

「なに、先輩」

あれから3日ほど経っただろうか。
他の先輩達にも驚かれたが、
黒尾は少し不服なようだ。

(悪いことしたのか?)

次の言葉を待っていると、

「気持ち悪い!」

会口一番がそれかよ…。
と、次の瞬間…

「黒尾…何してんの…?!」

研磨をも声を発する程の驚き。
それもそのはず、黒尾が
私にキスをしていたから。
しばらくして離れてゆく。

「もういいから名前呼びに戻れよ
なんか変だし気持ち悪いし
好きなヤツに先輩とか…?!」

私は話を無視して、黒尾の腕を引き
唖然と見つめる皆を尻目に、
体育館を飛び出し、連れてきたのは
裏庭の茂みの中。

「どういうつもりだ?」

「ごめん…」

問うと、少し眉を下げ謝られた。
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