第54章 澤村/誘い受け

「んぁ？！ああ！
やぁ ひぁあああ！！！」

自分でないような声が、
誰もいない空き教室に
響き渡る。

「大地、気持ちい？」

しこりを見つけて、そこを
重点的にこすり出す。

「んあああ！あっ！
はうぅ きもち いいっ ひぁ！」

ビクビクしつつ、しっかり
答えると、空いた片方の手で
俺のブツをいじり出す。

「ちょ？！名前！！！
んぅあああああ！！！！！！」

ドクン と白い液が飛び散り、
名前の顔にかかる。

急いで拭いて、
名前に 抱きついた。

「あぁ…気持ちよかった」

それはよかった と笑顔の名前が
また可愛い。

「大地」

ん？と見やると 名前は
恥ずかしそうに呟いた。

「また、大地から誘ってね？」

俺のカノジョ マジ可愛い。

(大地 でかいくせに可愛いよね)

(名前の方が可愛いだろ)

(大地の方が可愛いよ)

(名前の方が可愛い)

(大地 かっこいい)

(名前の方が…っえ？！////)