第50章 夜久/体育館裏
「名前…あ…の
ふぁ…できるなら…
くち……はぁ なんでもない…ん!!」
口…?あぁ、なんか
それは見たことあるぞ…?
確か口で舐めて…口で…?!
仕方ない、それぐらいなら
下手でよければやってやらぁ!←
「ひぁ?!あ、いいって
言ったのにぃ!あぁっ!!」
かなり苦いが、頑張って舐める。
因みに場所が場所だ…
建物の影になっているとはいえ
外だし…恥ずかしい。
「んん…はぁ やだ
うぁ 声出ちゃ…うぅああ!!!」
口の中に何やら苦い液が…
これ もしかして…
「は!!あ!名前ごめん!
出せ!はやく!!」
その威圧感に勢い余って
飲んでしまった。
「あっ…」
「飲んだのか…?」
「すみません…」
「ほんとごめん!」
抱きしめられ、頭を撫でられる。
当初の目的から大いに
外れているけど、まぁ、いいかと
抱きしめ返した。
(ひぇ?!)
(あ、すみません…嫌でした?)
(ち…違っ…恥ずかしくて…その…)
(すみません 夜久さんは
優しいですね)
(へぁ?!)
(ちょっとアリになったかも…です♪)
(…名前…マジ
可愛すぎ…っ!!)