第3章 チョロ松
『おそ松兄さんが説明したと
思うけど博士からの薬飲んだ?』
ふるふる…と首を振り
飲んでないと伝えると
『…チッ、あのクソ野郎。
飲ませとけっつったのに…。』
物凄く不機嫌な舌打ちのあと
はぁ…と大きな溜息。
『ん…。』
『入れるのはやめとこ。』
秘部をにちゃにちゃと
指先で弄りながら呟く。
『あの薬さぁ、』
『ひっ、…ぁ。』
止まらない指先が
気持ちよくて頭が
くらくらしてきてしまう。
やなのに…嫌じゃない…。
『一日一回の効果があるんだ。
お風呂上がったら飲ませるけど
今日はおそ松兄さんだからさ、
明日以降じゃないと薬の効果無し』
『んっ…ぁ…ひぁ。』
『1時間以内の中出しなら
効果は100%の自信作だって
それ以降は効果無しだから。』
『っぁ…ぁぅ…んっ…。』
薬の効果の説明の間にも
指が膣口を広げて入ってくる。
2本の指がバラバラに動き
刺激を促してくる。
『精神的なものもあるだろうから
腹痛や吐き気が妊娠だと錯覚するって
だから、定期的に研究所に行くよ。』
『ふぁ…ぁっ…ぁっ…。』
思わず、力が抜けて腰が抜けた。
シャワーで温まった床に膝をつく。
『ん、指だけでイケたね。』
永遠に続くと思うような快楽に
軽い絶頂を味わうとゆっくりと
引き抜いた…ツゥっと糸が続く。
『はぁ…はぁっ…。』
『はい、次は僕。』
ぬっと取り出した
チョロ松兄ちゃんの性器。
反り勃った肉棒を
眼前へと持ってきては
見下ろした。
嘘…嘘嘘嘘。
ここで…するの?
チョロ松兄ちゃんの
この行為は初めてではないけど
『ほら、早くしなよ。』
苦しいだけの連鎖が続くのだ。
やだ、やだやだやだ。
許してくれない嗚咽ばかりが
私を襲うこの行為が嫌い。
頬へと擦り付ける先端を
唇へと押し付ける。
先端からヌルヌルとした
ものが出ていて熱く硬い性器が
私に舐めろと強制する。
『…ゃだ、チョロ松兄ちゃん…。』
小さく空いた口から
懇願すればチョロ松兄ちゃんは
ただ、ただ微笑んで…
『僕がそれ聞くと思う?』
グッと空いた隙間から
一気に奥まで入り込む…
顎がこじ開けられ
普段入らない奥の奥まで
泣いても…泣いても…
許してくれない…よね。
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