第3章 政府からの極秘任務!(加州清光)※
何も言い返せず視線を逸らすと清光は「もー、主ってば素直じゃないな」ってケラケラ笑う。
「もっとさ、」
その瞬間、さっきまで笑っていたはずの清光の瞳がぎらりと光った気がした。
「…俺の事、求めてよ」
次の瞬間、空いていた手で皮に隠れた蜜芽を剥いて、なんの躊躇いもなく清光はソレに吸い付いた。
「やぁッダメっ……汚いッ、から」
ざらりとした舌が敏感な突起を扱くように舐めあげると
身体全体がびくびくと快感に打ち震える。
必死に襲い来る快感を逃がそうと身をよじるのだけど、そんな事は許されず。ぐいと腰を掴まれ続けざまに刺激を与えられれば身体をうねらせ簡単に達してしまった。
「へぇ、ここそんな気持ちいいの?」
まだ敏感なソコを舌先でつん、とつつく。
「んっ」
おかしい!何故こんなに手馴れてるの?
「清光っ、…は、初めて、じゃ…無いの?」
見開いた二つの瞳をきょとんとさせ、息の荒い私を見つめる。
「初めてに決まってるじゃん。だって俺は主と出会うまでただの刀だったんだよ?」
「じゃあ、なんでそんな…んっ」
話の途中なんてお構いなしに再開される前戯。
中で暴れまわる指は、今度は一本だけじゃない。
「…もしかして俺、初めてに見えないくらい上手い?」
戦場では頼もしいはずの得意気に上擦った清光の声が、今ばかりは鼓膜を振動させヒリヒリと脳を蕩けさせる。
「この姿になる時いろいろ知識得たからね。ほら箸とかも最初から使えたじゃん。それに俺わりと器用だから」
性行為を箸の持ち方と同列に語るな!
そう叫びたいのは山々だけれど、清光の巧みな指の動きに意識を持っていかれて、だらしなく喘ぐ事しかできない。
「あっ、やあぁ、清光、もダメっ…」
「いいよ、イきなよ」
私は清光に縋るようにしがみ付き、二度目の絶頂を迎えた。