第66章 青い海、白い砂浜
あれから荷物を置いてから水着に着替えるために刀剣達と部屋を分けた
私は鶴丸が詰めてくれたであろう水着を出すために鞄を漁った
『あ、あったあった!これこれ……って……え』
鞄から水着を取り出した
その水着を見て私は唖然としてしまった
『なに、これ……』
私は確かにワンピースの露出が少ない水着を買ったはず……なのに何故か鞄から出てきた水着はちょっとフリルが付いてるビキニ……
いや、ビキニ可愛いよ?
なんかピンクでフリフリ付いてるし、女の子らしいのはわかる…わかるんだけど……どうしてこうなった?
私この水着は買ってない…まじで
こんな水着着れるわけ……
そんな可愛いビキニを見ながら自分と葛藤していれば、着替えが終わったであろう短刀達が部屋の前から声をかけてきた
今剣「あるじさまー、きがえおわりましたかー?」
『へ?あ、いや、ごめん!まだちょっとかかる!』
厚「じゃあ俺達先に行って待ってるから早く来いよな!」
それだけ告げて皆は先に海へと行ってしまった
『……………………………………』
あぁぁぁあ!どうしよう!!!
ビキニ着たくない…でも可愛い短刀ちゃん達が待ってる!
着るか…着ないか……いやでも水着着ないと海に入れないし…どうしたものか……!!
〜 一方その頃 〜
長曽祢「主遅いな」
御手杵「あー、確かにな。ま、そのうち来るだろう!」
三日月「はっはっはっ、主の水着とやらが楽しみだな」
鶴丸「きっと可愛いと思うぜ?なんせ俺達が選んだ水着だしなぁ!」
倶利伽羅「?…水着は自分で選んでいただろ」
加州「俺達あの水着嫌だったんだよね…露出度低いし。だから主が買い物行ってる間に水着すり替えといたってわけ」
小烏丸「ほう、やるよる」
大和守「だから僕達もすっごく楽しみなんだ!」
鶯丸「俺達も楽しみだな」
そんな話をしながらなまえが来るのを待っている刀剣達だった