第65章 背後にご注意
『よし、これだけ買えばもう大丈夫だよね』
水着に日焼け止めに花火…他に必要なものは無いよね!
皆に言うと同時に飛び出してきちゃったし、早く帰らなきゃ…心配かけたくないし
そう思い、荷物を抱えながら本丸の方へと歩みを進めた
そんな中、なまえの姿を見ている人物がいた
?「……っふふ、いいね…あの子」
そんな人物に気付くことなく、なまえは帰り道を歩いていた
〜 数分後 〜
花火買ったせいか荷物が多くなっちゃった…
私は少しだけ休憩するため足を止めれば、背後の方で足音が聞こえた
その違和感に、私はゆっくりと後ろを振り返った
『…………気のせいか』
足音が聞こえた気がしたけど…誰もいないし気のせいだよね…?
……なんか不気味…、休んでる場合じゃない!
早く帰ろう…!
一人なせいか、少しの音でも敏感になり恐怖を感じ、私はすぐさま荷物を持ち上げれば足早に本丸へと向かった
?「………やっぱり…」
後ろから誰かにつけられていることに気づくことは無かった