第64章 夏だね
太鼓鐘「主も伽羅ちゃんも顔赤いけど?」
倶利伽羅「っ…………」
貞ちゃんの言葉にますます顔を赤くする伽羅ちゃん
ピュアだ…伽羅ちゃん……
そんなやり取りをしていれば、水着チームと食品チームも戻ってきた
鶴丸「無事に買えたぜ!」
堀川「こちらも無事に買えました!」
『皆ありがとう!助かったよ〜…こっちも無事に浮き輪買えたしバッチリ!』
加州「なら良かった。……で?なんで大倶利伽羅と太鼓鐘と手、繋いでるわけ?ずるいんだけど」
大和守「あ、ほんとだ!僕も主と繋ぎたい!」
鶴丸「なら俺も!」
『ダメでーす。今日は伽羅ちゃんと貞ちゃんと手を繋いだまま本丸に帰るから』
倶利伽羅「…!何言って……っ」
太鼓鐘「まぁまぁいいじゃねーか!たまには主を独占しないとな!」
倶利伽羅「……今日だけだからな…」
『うん!じゃあ、みんな帰るよ!』
そうして、私は伽羅ちゃん貞ちゃんと手を繋ぎ市街地を後にした
大和守「……はぁ、いいなぁ…」
堀川「まぁまぁ、手を繋ぐ機会ならいつでもありますよ、きっと」
加州「今がいいんだけど」
和泉守「しかたねーだろ。諦めろ」
鶴丸「ま、海に行ったら楽しみがあるし…今は我慢するかね」
鶴丸の放った言葉の意味に気付く者はまだ誰も居なかった