第64章 夏だね
『さて、じゃあ次はスイカと浮き輪と…ちょっとした食材を買っていこっか!今回は泊まり込みで行く予定だから!』
和泉守「気合い入ってんなぁ」
『そりゃ遊び放題だもん!楽しみでしかたないよ!』
堀川「僕らもすごく楽しみです!」
にっこり笑う堀川がまるで太陽のようだ…
相変わらず可愛い子!
そんなことを思いながら堀川を見ていれば、和泉守から提案が出た
和泉守「浮き輪と食い物って売ってるとこ違うだろ?だから時間短縮の為にも、俺と国広は食品を買いに行ってくるから、主達は浮き輪を買いに行ってこい!」
『それは助かるよ…!でもスイカ重いから気をつけてね?』
堀川「大丈夫ですって!こう見えて、僕だって力あるんですから!」
可愛い上に頼もしい……!
悪いところが一つもないのが堀川国広だよね…もうほんと癒しだよ、うん!
『ほんと?じゃあ安心して頼めるね!じゃあ私達は浮き輪買いに行こっか』
和泉守と堀川は食品を買いに、私と伽羅ちゃんと貞ちゃんは浮き輪を買いに行くことになった
和泉守達と別れた後、私達は浮き輪の売っている店へと歩みを進めた
〜 数分後 〜
私達は浮き輪コーナーへ訪れた
浮き輪の種類は沢山あって目移りするほどだった
すると、貞ちゃんが声をかけてきた
太鼓鐘「浮き輪買うってことは、主泳げねーのか?」
『……いや、まぁ……泳ぎは得意じゃないかな…って、私じゃなくて短刀ちゃん達の為に浮き輪を用意するだけなんだからね!貞ちゃんとか貞ちゃんとか貞ちゃんに!』
太鼓鐘「俺は浮き輪なんて使わなくても大丈夫だって!」
『じゃあ伽羅ちゃん使う?』
倶利伽羅「使うわけないだろ…」
ですよね〜……
短刀ちゃん達も浮き輪要らないかな?
いやいや、溺れたら大変だし…!
一応、念のために用意しとかなきゃ!