第64章 夏だね
信濃「ふぁぁ……おはよう大将…。んー、よく眠れた…」
隣に寝てた信濃が寝ぼけたように身体を起こせば、うーんと伸びをした
そして、伸びが終わった信濃が後藤を見れば不機嫌そうな表情を浮かべた
信濃「なんで大将と後藤が抱き合ってるの…!大将は俺と寝てたのに!」
『いや、もう後藤可愛くてさ』
信濃「……可愛いわけないよ!ほら、大将。俺の方が可愛いよ!」
そう言って、信濃は後藤に負けじと私に抱きついてきた
その姿は確かに可愛いけど…なんてゆうかあざといよね
俺の方が可愛いよって言っちゃってるし!
『はいはい、可愛い可愛い。信濃は可愛いよ〜』
私は信濃の頭をぽんぽんと撫でれば身体を起こして伸びをし身体を伸ばした
すると、一期が挨拶をしてきた
一期「主、おはようございます」
『あ、一期おはよう』
一期「よく眠れましたかな?」
『うん、ショタが周りにいたおかげでぐっすり眠れたよ!信濃とゆう抱き枕付きだったしね』
信濃「抱き枕じゃないよ、添い寝だから!」
添い寝も抱き枕も変わらないでしょ…!
抱き枕も隣に寝てるし添い寝だよ?
まぁ、そうゆうのが気になるお年頃なんだね…
そんなことを考えていれば、腹部にズシッと重みが走った
鯰尾「主!おはよう!」
『……鯰尾、重い』
鯰尾「寝起きにすぐ主に触れられるなんて、幸せです!」
『話聞けや』
腹部に飛びついてきたのは鯰尾
べったりくっついてくるせいでだいぶ重みを感じるが、まったく話を聞いてないこの子…!
何だかんだ可愛いけどね……
そう思いながら鯰尾の頭を撫でようと手を出せば、胸に違和感を感じた