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【刀剣乱舞】懐 か れ た い【R18】

第63章 ひんやりな夜





『信濃…ごめんってば…泣き止んで、お願い…!』


泣き止んでくれ頼むからぁぁぁあ!
一期の目が怖いんだよ…!
「俺の弟泣かしやがってクソ審神者が、コ〇スぞ」的な顔してるから!

私が必死に信濃をあやしていれば、信濃が私にぎゅっと抱きついてきた


信濃「……一緒に寝てくれるなら…許すよ……?」


私の懐に顔をうずめたまま言ってくる信濃

やっぱり一緒に寝るしかないか…
まぁ一緒に寝るだけで許されるならお安い御用だ!


『わかった…一緒に寝るから許して?』


そんな私の言葉に信濃はバッと顔を上げて、嬉しそうに笑顔を浮かべた


信濃「ほんと!?やった、大将ありがとう!」


『…………………………』


待って。
コイツまったく涙目じゃない…!!!
クッソ、嘘泣きかよ……!!!
騙された…なんかすごくムカつく…!

とりあえず一発殴っていい?
可愛いけど殴りたい衝動が……!!


そんな衝動を我慢し、私はそっと溜息を吐いた


まぁ、一期に殺られなかっただけで良かったか…
そう思って信濃を撫でてあげれば、皆自分の布団に座ったまま声をかけてきた


乱「ボクも主さんと寝たかったけど、今日は信濃に譲るよ。ふぁあ……じゃあ、そろそろ寝るね?」


博多「俺も眠いから寝るばい…おやすみ〜…」


皆、眠そうに欠伸をしながら布団に入り込んだ


『皆おやすみ〜!さて、私達も寝よっか』


信濃「うん!寝よう、大将」


信濃は嬉しそうに私の手を取れば自分の布団へと連れていく

……後藤不安げな顔してたけど、大丈夫かな…
とりあえずもう一声掛けておこうかな…!


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