第62章 水着を買いに行こう
『逆上せたのは私の責任でもあるし…私が水タオル用意するよ!』
長谷部「いえ、ここは俺が!」
しつこいな長谷部…!
ありがた迷惑ってこうゆう事だね、うん
こうなったら引き下がりそうもないし、とりあえず水タオルを長谷部に任せて私は後で様子を見に行くことにしよう
ここで揉めても時間の無駄な気がしてきたし……!
『わかった…、じゃあ長谷部よろしくね?』
その言葉に長谷部はパァっと顔を明るくさせ嬉しそうに笑みを浮かべた
長谷部「主命とあらば!では、俺は水タオルの用意をしてきます」
そう言って、長谷部はルンルンしたように水タオルを用意しに行ってしまった
……主命がそんなに嬉しいのか…あの子…
なんてゆうか、ちょっと変わってる…
長谷部の背中を見送りながらそんな事を思った
『さて、私はどうしよっかな……とりあえず長谷部より先にまんばくんのとこには行けないし…』
あ、長谷部の後を追えばいいじゃん!
そしたら、たまたま通りかかったから様子に見に来たよって言えるし、不自然にならない!
よし、それに決めた!
そうと決まれば長谷部を追わなくちゃ…!
そう思えば、私は慌てて長谷部の後を追った