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【刀剣乱舞】懐 か れ た い【R18】

第62章 水着を買いに行こう





『明日はどんな水着を買おうかなぁ』


お風呂を後にし、明日の水着のことを考えながら廊下を歩いていれば何やら揉めてる声が聞こえてきた


?「それは俺の仕事だろう…!」


?「いや、俺の仕事だ」


廊下まで聞こえてくるその声は、広間から聞こえてきた


『……ん?』


声のする広間に目を向ければ明かりがついているのが見えた

こんな夜に何を揉めてるのやら…
そう思い、私は広間へと近づき中の様子を伺った
するとそこには、長谷部と巴形の姿があった


またアイツらか……!!!
どんだけ揉めれば気が済むのヤツら…!
これは止めるべきか…放っておくべきか…

そんな事を考えていれば、二人の掛け合いはどんどんヒートアップしていく


長谷部「主の世話は俺がする!お前の出る幕じゃない……!」


巴形「それは、主が決めることだろう」


長谷部「っ……主もきっと俺を選んでくれる…!」


巴形「まぁお前が選ばれた所で俺は引く気は無いがな」


長谷部「っ……貴様……」


険悪ムードの漂う広間
そんな広間の片隅で晩酌をしている刀がいた

あそこの晩酌ヤツら…K・Yなの?
よくこんな空気の中酒が飲めるよね…!?

すると、酒を飲んでいた一振りが長谷部と巴形の間に入り肩を組んだ


次郎「まぁまぁ!そんな言い合いしたってしかたない!さっ、アンタらも飲もう!」


長谷部「飲んでる場合じゃない!俺にとっては大事な問題……って、おい!引っ張るな…!」


次郎「いいからいいから!付き合いなよ!」


巴形「…ならば、御酌でもしよう」


次郎のお陰で喧嘩も収まり、二人は次郎によって晩酌の付き合いをさせられることになったのだった


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