第62章 水着を買いに行こう
そ、そんなに嫌だったのか…まんばくん!
ごめん…まんばくんがお風呂に入ってるの気付かなくて…悪気があったわけじゃないんだよ…!
『あ、えっと…私の事は気にしないでゆっくり入って?』
山姥切「いや、別に気にしてない…」
気にしてないんかい…!!!
心配して損した気分だわ、ほんとにもう…
まぁ気にしてないなら良かったけど
『なら良かった!それにしてもまんばくんが布被ってないのってレアだね。一回だけなら見たことあったけど』
あまり見られない姿についじっと見てしまっていれば、まんばくんは恥ずかしそうに顔を逸らした
山姥切「……あんまり見るな」
『ごめんね?つい。綺麗だったから見ちゃった』
山姥切「綺麗とか言うな…俺からしたらアンタの方が……」
まんばくんは何かを言いかけたと思えば再び目を逸らした
どんだけ恥ずかしがってるのこの子…照れ屋さん?
照れ屋さんなの?そうゆう所も可愛いけど、今何を言おうとしたのかがとても気になる…!
『まんばくん、なんて?』
山姥切「………なんでもない」
言いかけてやめるとか鬼畜だな…!
まんばくんは優しい子だよね?
そんな気になるようなこと言って終わらせないよね?
続きを聞かせてくれまんばくぅぅぅうん!!!
心の中でそんな叫びを上げていれば、まんばくんに伝わったのかまんばくんがぼそっと呟いた