第62章 水着を買いに行こう
〜 お風呂 〜
『誰もいないかな』
お風呂に来れば数秒周りを見渡せば、誰かいる気配がしなかったため私は服を脱ぎ出す
それにしても、身の回りの世話をしてくれる子がいると助かるなぁ…長谷部が増えた感じがする
新刀剣男士もいい子そうな子で良かった良かった!
そんな事を考えれば自然と笑みがこぼれた
服を脱ぎ終われば、歌仙が洗濯したであろうふっくらとしたタオルを手に私は浴室へと歩みを進めた
浴室に来れば、もくもくとした湯気で視界がすごく悪い…とりあえず私は先に身体を洗ってしまおうと椅子に座れば泡を付けささっと済ませた
〜 数分後 〜
『はぁ、さっぱりさっぱり!』
やっぱり一日の汚れと疲れはお風呂でしか落とせないよね!
さっぱりした顔を撫でながら、湯船へと向かえば湯気の中に人影が見えた
ん?よく見えないけど人影が見えるような…
気の所為……?そう思いつつ、湯船に身体を浸からせ、気になる人影の方へ近寄れば普段では見慣れない姿の刀剣がいた
『……えっ、まんばくん?』
そこにいたのは、綺麗な金髪のまんばくんがいた
いつも布被ってるから新鮮だなぁ、まんばくん…!
すると、私に気付いたまんばくんがこちらを向いた
山姥切「……!なんでアンタが……」
『なんでって、お風呂入りに来たんだよ!』
山姥切「……そうか」
そう言って、まんばくんは目線を逸らして少し俯き加減になった