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【刀剣乱舞】懐 か れ た い【R18】

第62章 水着を買いに行こう





和泉守「なっ…!離せっ……!」


身を捩らせ逃げようとする和泉守
そんな和泉守を逃がさまいと、私はガッシリと抱きしめる


『和泉守はすぐ脱走するから離しませーん。明日さ、水着買いに行くから手伝ってくれない?人で足りてなくてさ…ね、いいでしょ?』


そう言って抱きついたまま和泉守の顔を覗けば、和泉守と目が合った


和泉守「っ……しかたねぇな…、明日は予定もないし、行ってやってもいい…!」


予定って…出陣も遠征もないんだから予定がある方がおかしいでしょ…
ないのがあたり前だよ、この本丸

そんな事を思いながらも、和泉守が行ってくれることに嬉しくて私は自然と笑みが零れた


『ありがとう和泉守!いやぁ、助かるよ!じゃあ、お買い物メンバーに和泉守を追加っと…… 』


私は和泉守から離れ、手に持ってたメモに和泉守の名前を記した


『よし!これでおっけー!じゃあ明日よろしくね?私はこれからまた人手を探しに行ってくるから!』


和泉守「人手?俺だけじゃねぇのか?」


『あ、うん!また大荷物になりそうだし、人手は多いほうが良いかなと思って!……もしかして二人きりが良かった?』


私は少し冗談混じりにそう告げれば、和泉守は少し顔を赤らめて目を逸らした


和泉守「ばっ……そんなんじゃねぇ…!」


『えー、顔赤くしながら言われてもなぁ〜』


和泉守「っ、ニヤニヤすんな!…ったく……ほら、そんなバカなこと言ってねぇでさっさと人手でも探してこいよ」


和泉守は私の頭をポンポンと撫でた


『え、あ…うん』


不意打ちポンポン…!
なんか萌えた…すごくキュンとした…!
いきなりのことに素っ気ない対応が先に出たせいか、和泉守が顔を顰めた


和泉守「……なんだよ、その反応は」


『あ、いや、別に…!』


和泉守「顔あけぇぞ?」


『赤くないですー!気の所為!』


くっそ…これはさっきの仕返しか……!
和泉守め…ニヤニヤしやがって…!
なんで不意打ちポンポンに照れてしまっんだ私…!

ま、まぁ、しかたないよね…
私だって女の子だもの…!
イケメンの不意打ちポンポンなんて…アニメみたいだし、キュンとしちゃうのはしかたない!うん…!



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