第62章 水着を買いに行こう
『鶴丸、一緒に来てもいいよ!皆の水着も選ぶ予定だし!』
その言葉に、鶴丸は嬉しそうにパァっと顔を明るくさせた
鶴丸「本当か!?そうと決まれば、今夜はひたすら水着写真を観察しておかないとな!」
『いや、それは必要なくね?』
鶴丸「主に着せたい水着を選んでくる!ってことで、また明日な!」
人の話を聞くこともなく、鶴丸はルンルンしながら部屋へと戻っていった
『……話聞けし…!』
やっぱり話を聞かない…!
水着は自分で選ぶって言ってるのに…!
……なんかもう何を言っても無駄なきがするから放っておこう…
それを見てた光忠が私の頭をポンポンと撫でた
燭台切「皆主のことが大好きだから必死なんだよ、きっと」
『でも水着を選びたがる理由がわからない…!』
燭台切「まぁ、一応男だからね」
そう言いながらにっこりと笑う光忠
危険な気がしたのは気のせいだろうか……
『わかったから、それ以上は言わないでおいて』
燭台切「はいはい」
軽く受け流す光忠はやはり余裕が見られる
大人って感じ……まぁ私より遥かに長く生きてるわけだし、当たり前だよね
さて、私はそろそろ皆の水着買うのに刀帳を見ながら人数確認でもしてこようかな
人数間違えて一人だけフル〇ンとか可哀想だし…
『光忠、私は部屋に戻るね?買い出しのリスト作るから』
燭台切「うん、買い忘れのないようにしっかりメモしておかないとね。他の刀剣が行くだろうし、僕は留守番してるよ。だから、買い物は頼んだよ」
『うん、任せて!買い忘れのないように買い物行くから!』
そんな話をしながらも、私は光忠と別れて自室へと戻った