第60章 楽しいことを目一杯
『あー、頼む……海パン資金出してもらえますように……!』
こんのすけが去った後、私は手を合わせて海パン資金の悲願をしていた
あ、海パンもそうだけど…私も水着買わなきゃだよね!
持ってないし…どんな水着にしようかなぁ…
ビキニとか絶対に着たくないな……
ワンピースタイプにしようかな?
旅行パンフレットを見ながら私は水着のことを考えた
〜 一方その頃 〜
蜂須賀「馬当番と畑当番は避けたいな」
秋田「お馬さんも慣れれば可愛いですよ?」
刀剣たちは、新しく設置された畑の偵察と、馬の様子を見に来ていた
嫌がる蜂須賀に対し、秋田は馬の鼻を優しく撫でて既に懐いているようだった
蜂須賀「汚れるのは嫌なんだ」
山姥切「汚れ仕事なら、写しの俺にお似合いだな…」
獅子王「まぁまぁ…、当番っていうのは嫌でも回ってくるもんだしなぁ」
秋田「僕は大歓迎です!お馬さん可愛いですし、畑を耕して美味しいお野菜も食べれますし!」
陸奥守「そうじゃな!ちと大変かもしれんにゃ、主の為と思ってやれば苦でもないぜよ!きっとこれから、主が畑に撒く種か何か用意してくれるはずじゃしな!」
鯰尾「そうですね!俺も、馬が来たということは…気兼ねなく馬糞回収できるので楽しみです!」
山姥切「……回収してどうする」
鯰尾「そうですね……投げます!」
全員「「「「………………」」」」
鯰尾の発言に皆呆れ返ったように無言になって何も言えなくなってしまったのだった