第59章 たまには二人きりで
そんな話をしながら、帰り道を歩いていればスイカを売っているワゴンを見つけた
『あ、あそこにスイカが売ってる!夏だし、スイカもいいね~』
燭台切「そうだね、買っていこうか?」
『え…でも荷物もあるし、重くなるから後で買おうかな!光忠にたくさん持たせるわけにはいかないし』
燭台切「僕は大丈夫だよ?まだ持てるし」
そう言って優しく微笑む光忠
そういうなら買っていこうかなぁ…
どうせ買い物も暫くは来ないし、今買っていこうっと!
人数多いから二つは欲しいし、光忠に一つ持ってもらって…私が一つ持てば大丈夫だね!
『わかった、じゃあ買っていこうかな!』
光忠「うん、じゃあ買ってこようか」
私たちは話し合った結果、ワゴンでスイカを買うことにした
~ 数分後 ~
『さすが大きいスイカだから重いね~』
燭台切「本丸まで持てるかい?もしダメなら僕が…」
『いやいや!大丈夫だよ…!こんくらい余裕だし!』
重いと感じることくらいあるし!
でも本丸までなら余裕だし!
燭台切「本当に?なら早めに帰ろう、主が辛くならない内にね」
光忠…なんて優男なんだ…!
私は感動している…!
こんなにいい子になって…もう絶対にブラック本丸になんてさせない!
そう誓った帰り道だった