第59章 たまには二人きりで
私達は万事屋内に足を踏み入れた
そして買う目的の甘酒を探す
『えーっと、甘酒甘酒…あ、あった!』
燭台切「多めに買っておこうか」
『そうだね、多めに買っておけば暫く買わずに済むし!』
私は買い物カゴを手にすれば、甘酒を多めにカゴへと入れる
不動は一日にどれ位の甘酒を飲んでいるのかは知らないが…これだけあれば充分だよね…
そう思いながらカゴに入った甘酒を見ていれば、そのカゴを光忠が持ち上げた
燭台切「僕が持つよ」
……お、男前……!
かっこいいな、やっぱり…怒ると怖いけど!
『ありがとう光忠!』
燭台切「これくらい当たり前だよ。あ、他に何か買うものはないかい?」
『んー、最近暑くなってきたし…アイスとか買っていく?』
光忠に問いかけながらアイスコーナーへと歩みを進める
冷えた冷凍庫を覗けば色々な種類のアイスがあった
燭台切「アイスか。それならみんなも喜ぶと思うよ。買っていこうか」
『うん!』
私達はみんなが食べられるようにたくさんのアイスをカゴへと入れる
……私の本丸何振りいるんだろう…ちゃんと数えたことなかったけど、このアイスの量はやばい
そう思いながら私はカゴに入ったアイスを見た
すると、光忠に声をかけられた
燭台切「さて、これでいい?アイスが溶ける前に帰らないとね」
『あ、そうだね…すぐ溶けちゃいそうだから急ぎ足で帰ろう!』
燭台切「了解。じゃあ買ってこよう」
私は光忠と二人で会計を済ませ、荷物を持てば万事屋を後にした