第8章 夜這いにご注意
『ど、どちらさまですか…?』
?「俺か…?俺は三日月宗近だ。お主と会うのは初めてだが、お主の事は色々と話は聞いているぞ?」
『そ、それはどうも…』
この本丸は情報が早いな…
一斉に斬りかかってきたらどうするつもりなんだ…
…それにしても、三日月ってどこかで聞いた気が…
私は本丸で起きた事件を思い出した。
『はっ…!三日月って…歌仙が言ってた…あの三日月…?』
三日月「はっはっはっ、三日月は俺しか居ないからな」
……………………ラスボスぅぅぅぅぅぅぅうううううう!!!!!
なんでこんな時に会ってしまったんだ!!!!
私大丈夫かな!?今守ってくれる子居ないよぉぉぉ!?
しかもさっきなんか相談とかしちゃったし!!!!
あぁぁぁぁ……こ、ここは土下座して、とりあえず部屋に戻ろう…そうしよう…
『あ、あの…さっきは相談じみたこと言って…しかもお見苦しいとこを見せてすみませんでした…!』
私は三日月に向かって土下座をした。
三日月「ん?娘よ、頭を上げよ。じじいは暇だからな、気にするでない。それに、良い話相手になったしな?」
『あ、ありがとうございます…あっと…私はそろそろ部屋に戻りますね…?失礼します…!』
三日月に言われた通りに頭を上げて、部屋に戻ろうと少しお辞儀をして立ち上がった。