第55章 私の仕事ぶりは健全です
〜 数分後 〜
大和守「主は僕のだから!」
加州「いーや、俺の!」
『痛いっつーの!私の腕が抜けるから!!』
只今、両腕を沖田組に引っ張られて私はもう腕が脱きゅうしてしまいそうだ
何故こうなったのか、理解できない
堀川「ふ、二人共落ち着いて!」
和泉守「お前ら子供かよ…」
『ちょ、和泉守助けてよ!!』
堀川は止めに入ってくれるものの、和泉守は何もせずにじっと様子を見ているだけだった
一番、和泉守が力ありそうなのに全く助けようとはしてくれないのは何故だ!?
私への日頃の恨みか…!?
和泉守「面倒だしな」
そう言ってお茶を飲む和泉守
もうお茶をぶっかけてやりたい衝動にかけられる
『あーもう分かったから落ち着け!清光に安定、いい子だから離れようか、まじで。腕抜けたどうする?二人を抱きしめることも出来ないよ!?』
その言葉に二人はピクッと止まった
そしてサッと腕を離した
加州「…じゃあ主からぎゅっとして?」
大和守「ぼくにも」
二人は静かに両手を広げこちらを見てくる
か、可愛い…やっぱり沖田組可愛いのは否めない…!
私は我慢出来ずに二人を優しくぎゅっと抱きしめた
その様子を見てきた和泉守と堀川は苦い顔を浮かべた