第51章 我が本丸の様子
『…………………………』
私はゆっくりと背後を見た
すると、黒い笑みを浮かべた一期が立っていた
や、やばい……これはやばい…
太もも撮りながら、仕事なの…なんて言えねぇ……いや、言えるわけがない!!
太ももを撮る仕事って何?そんなの無いよね!?
言い訳が見当たらない……。
と、とりあえず…一期の事は見なかったことにしよう…うん…!
そう思い、私はそっと包丁の方に顔を戻した
包丁「ん?どうしたんだ?」
『……か、可愛いね…包丁……め、目線こっちに…』
一期「主殿、誤魔化しても無駄です。弟達のナニを撮っていたんです?」
『ナニも撮ってません……!てかナニって何!?私がショタのナニを撮るような変態に見えるのか!?』
私は立ち上がれば一期の方を見た
すると一期もこちらを見つめながら微笑んだ…白ではなく黒い方
一期「主なら、やり兼ねませんね」
『やりません!変な言いがかり辞めてもらっていいっすか!?私はただ可愛い短刀の姿とちょっと太ももを撮らせてもらっただけだもの!』
すると、一期は少しキョトンとした
一期「太ももですか?なら、私の太ももでも……」
そう言って、一期はズボンを捲りあげようとしているので私は慌てて止めた
『いやいやいやいや、いらない!特に需要ないです』
一期「遠慮せずに」
『してねぇわ』