第51章 我が本丸の様子
〜 粟田口部屋 〜
『あー、そこのアングル!いい!』
平野「このままでいいでしょうか…?」
『オーケーオーケー!いやぁ、もう可愛い…!』
粟田口の部屋に来た早々、私は短刀達を順番に撮っている
もう可愛さでカメラが壊れそうな勢いだよ…あー、この写真政府にあげたくないな…個人データにしちゃおうかなぁ…
そんなことを考えながら、みんなの事を撮っていく
『薬研、ちょっとそこの椅子に座って』
薬研「ん?これでいいか?」
私の言うとおりに椅子に座ってくれる薬研
皆の可愛い写真は大体撮ったから、ここからは個性溢れる写真を撮ろう…!うん!
『OK。そしたらそのまま足組んでこっちを見下すように…それか踏みつけるみたいな感じで……!』
薬研「……大将…、性癖が出てるぞ…」
『いやいや、気の所為!』
そんな他愛のない話をしながら、私は薬研の足組み見下し写真を収めた
『薬研、最高だ』
薬研「…………」
『はい、次は太もも特集撮るから皆ここ座って!』
全員「…………え」
〜 数分後 〜
『あぁ、最高過ぎる…!やっぱりショタの太ももってたまらないよね…癒された…』
私はカメラのフォルダを見ながらニヤつきが止まらない
その様子を傍から見てた後藤と厚はぼそっと呟いた
後藤「俺ら太もも出てなくてよかったな…」
厚「だな…」
包丁「太ももってそんなにいいのかぁ?」
『いいよ!あ、包丁。もう一回撮らせて?今度は下から……』
一期「主殿、何をしているのですか?」
包丁を下のアングルから撮ろうと体制を低くした瞬間、背後から一期の声が聞こえ私は硬直してしまった