第51章 我が本丸の様子
明石「そうゆう時ばっかり主ぶって…ほんま都合がいい」
『へへ、使える肩書きはこうゆう時に使わなきゃね〜』
そう言いながら私はカメラを確認した
そして先ほど撮った明石の写真を見ながら考えた
この微笑みも最高だけど…
もっと何か珍しいものが撮りたいなぁ…
あ、そうだ。さっきのやり返ししてやろう
そしたら明石の照れ顔が収められるかもしれない…!
不意打ちって誰もが照れるもんね!
そう思い、私はカメラを持ったまま明石の方を向いた
明石「?」
『……チュ』
キョトンとしている明石に私はちゅっとリップ音をたてて軽い口付けをしてすぐに離した
すると、明石は少しフリーズした後に口元を抑え目を逸らせば頬を赤らめた
明石「なっ……主はん…不意打ちは卑怯ですわ……」
『おぉ、いいよいいよ、可愛い可愛い。けしからん、もっと照れろ』
そんな照れてる新鮮な明石にカメラを向けてシャッターを数回下ろす
明石「撮りすぎですわ……!」
その様子に明石は更に恥ずかしくなったのか、カメラのレンズに手を添えた
なんだろう、すごく新鮮な感じ…明石がちょっとだけ可愛い……!
明石も恥ずかしそうだし、そろそろやめてやるか
泣き出したりしたら私が悪くなるし!