第51章 我が本丸の様子
『んっ…んんっ…は』
されるがままに明石を見つめれば、明石と目が合う
それがすごく恥ずかしくて逃げるように私はぎゅっと目を閉じた
すると、明石の唇がゆっくりと離れた
明石「ん…は、……主はん、エロ過ぎやろ…」
『っ……はぁ、バカ明石…!いきなり何するのっ…』
明石「主はんの要望に応えただけです。それにしても…主はんはまだぎこちないわな…まぁ、そこがええんやけど…な?慣れすぎてたらやっぱり嫌やから」
そう言って、嬉しそうな笑みを浮かべる明石
その笑みに不覚にもキュンとしてしまった
……キュンとした?
待って、今の顔をカメラに納めなきゃもったいないじゃん!
そう思い、私は慌てて明石から離れればカメラで明石の美しい顔を数枚撮った
『よし、いいのが撮れた!』
その様子に明石はキョトンとしながら首を傾げた
明石「……主はん、今のは…?」
『写真だよ?政府から頼まれた仕事なの。この本丸の日常的なのを撮れってね!だから明石も撮らせてもらったよ!』
明石「へぇ……なら、撮らせてやったんやからもう一回くらいキスしてもええやろ…?」
『は?え、何それ。大丈夫?頭沸いたの?私は主なんだから写真くらいいいじゃない!ケチケチしないでよ、明石』