第7章 本丸を綺麗にします
そんな姿を見て、光忠が笑った。
燭台切「はは、主って面白いよね。本当に審神者なのって思うくらいに」
『それって褒めてる?』
燭台切「もちろん。女の子らしさは少し欠けるけど、それも可愛いと思うよ?」
『おいこら、貶してんだろ』
本当に素直じゃないな、うちの本丸の刀は…。
私が可愛すぎるからって照れちゃって…←
ってのは冗談だけど!!!
暫くして私は食事を終えた。
『はぁ、美味しかった~。ずっとお腹空いてたから満たされたよ~…本当にありがとうね?』
燭台切「お役に立てたようで良かったよ。…って…主、ここに付いてるよ?」
光忠が自分の口元を指さしながら私に教えてくれる。
『え、付いてる?どこに……』
光忠を見ながら自分の口元を手探りで探すがどうもうまく見つからない。不器用か私!!!
燭台切「ココ…だよ」
いきなり光忠の顔が近づいてきたと思ったら、口端をペロっと舐められ私はフリーズした。
『え…えぇぇえ!?!?!?なに!!いきなり!!!』
燭台切「付いてたからね」
『付いてるからって舐めるの!?もしや…紳士に見せかけての変態か…!?』
燭台切「人聞き悪いなぁ…まぁ否定はできないけどね」
え、否定しない?やっぱり変態?←