第43章 謝罪の気持ち
『まさか長谷部に抱かれるなんて……』
長谷部「すみません、主」
行為を終え、身支度を整えながら私は本音をぽろりと零す
そんな中、謝る長谷部はどこか満足そうな笑みを浮かべている
そんな長谷部をちらっと見てから、部屋の外に目をやれば辺りは日が暮れ夕方になっていた
『はぁ……もう夕方だし…今日はなんか一日がすっごく長く感じたよ…』
長谷部「お疲れですね、主」
『長谷部にも責任はあるけどね』
ヤるのって体力必要なんだなぁ……
てか私一日に何回抱かれてんの…
ビッチに近付いてる…?
い、いやいや、これは不可抗力……!
自分と葛藤していれば、長谷部が声をかけてきた
長谷部「俺はずっと主に触れたかったんですよ?主には魅力がありますから…」
そう言いながら私の頬を優しく撫でてくる長谷部
不覚にも長谷部の言葉に私はドキッとしてしまった
魅力があるなんて言われたのは……生まれて初めてかもしれない……!
『私からしたら、長谷部の方が魅力的だよ?かっこいいし…』
長谷部「……主…、もう一発ヤりましょうか」
……うん、色々おかしい
てか、長谷部二回は射精してるからね?
それでまだヤれる気力あるとか…性欲強いわぁ……うちの刀剣……
『長谷部、黙ろうか』
長谷部「主となら、何度でもできますよ?何回できるか…試してみましょうか」
『人の話はちゃんと聞こうか、長谷部』
一人でニヤつきながら妄想を繰り広げる長谷部を殴りたいと思ったのは内緒である