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【刀剣乱舞】懐 か れ た い【R18】

第42章 本丸は大騒ぎ





『ほたるん…愛してるよぉぉお!』


蛍丸「へへ、当然」


蛍丸は満足そうな笑みを浮かべた
その様子に他の短刀達は少しムッとしている様子だった

私からしたらそんな短刀達も可愛いんだけど…!


さっきまで長谷部に押し飛ばされてソワソワしてたけど、短刀達や蛍丸やまんばくんのお陰で気にならなくなった
本当に有難い…たくさん助けられてるな…私


『ありがとう……』


口に出したつもりは無かったが、無意識にありがとうを口にしていたことに自らびっくりした

その言葉に皆はいつもの笑みを浮かべた


今剣「あるじさんを守るのはぼくたちのやくめです!」


小夜「うん…その代わり…、主は僕達を助けてくれるから」


『……2人とも…』


2人の言葉に私は目頭が熱くなった


包丁「ん?泣くのか?主が泣くなら、ずっと傍で慰めてやるぞ!」


無邪気な笑顔を浮かべる包丁
周りの短刀達もそれにつられて更に笑顔になった


『包丁……ありがとう……!』


皆の優しい言葉が胸に刺さり、私は涙を我慢出来なくなった

抱きしめていた蛍丸の肩に顔を埋めれば私は、満足するまで泣きじゃくった

そんな私の頭を撫でたり背中を撫でたりと、短刀達は慰めてくれる
その優しさが更に嬉しかった


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