第7章 本丸を綺麗にします
来派が部屋に戻ってしまい久しぶりに一人になった。
ここに来てから、必ず誰かが傍に居てくれたからなぁ
なんだか孤独だ…ほたるんーーーーーー!!!←
「はぁ…お腹も空いたし、池に落ちたり歌仙の血が付いたりで服もボロボロだし…着替えたい、そしてお風呂に入りたい…」
再び畳に寝転がれば天井を見上げた。
『こんのすけー…お腹空いた、お風呂入りたい、着替えたい、本丸綺麗にしたい!!!』
その声と同時にボンっという効果音と共にこんのすけが現れた。
こんのすけ「主さま!今朝ぶりです!」
『お前、どこ行ってたんだ!』
こんのすけ「政府様に報告した後、油揚げをいただき食してました!」
『ふっざけんな!!私は今朝から何も食べてないんだぞ!それに加えて手入れ手入れ手入れ手入れ…それプラス刀を向けられ警戒されて…もう疲れた!腹減った!着替えたい!お風呂ーーーーーー!!!!!!』
こんのすけ「お疲れ様です!そんな主さまに嬉しい物を持ってきました!」
そういってどこからか小さな機械を取り出した。
『ん?なに、この機械』
こんのすけ「このボタン一つで、本丸全体を綺麗にできます!なのでお風呂にも入れますし、汚い部屋ともおさらばです!」
な、なんだと…?まじなのか!!!
これで少しは気持ちよく過ごせるな…