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【刀剣乱舞】懐 か れ た い【R18】

第38章 人生には驚きが必要





『弾力って何』


宗三「そのまんまの意味ですよ?」


なんかムカつく…可愛さないな!
こんな嫌味言ってくれる奴を甘やかすとか……キツイぜ小夜ちゃん…!


江雪「なんだか、落ち着きますね…貴女と居ると」


『え、ほんと!?』


江雪「えぇ…和睦への道が、開かれるような気がします…」


そう言いながら後ろから私の肩に顔を寄せてくる江雪
その長い髪が私の首元にかかって少しくすぐったかった


『よしよーし…』


私は江雪の頭をわしゃっと撫でた

うわっ、なんだこのサラサラヘアーは……
なんで皆、髪質いいのかな…ずるいんだけど?

ってことは、宗三の髪もサラサラなのか?
私は宗三の髪を触らせてもらうことにした


『宗三、撫でさせて』


宗三「何故ですか、嫌ですよ」


『いいじゃん!減るもんじゃないんだから!』


そう言って私は豪快に宗三の髪をわっしゃわっしゃと撫でた


宗三「ちょ、やめて下さいっ……よ!」


『おお、すごくサラサラだ……羨ましい!』


宗三「ちょっと、髪がボサボサになったじゃないですか……どうしてくれるんですかね…」


宗三は私の手を払えば、目を細めてこちらをにらんでくる

た、確かに髪はぐちゃぐちゃになっちゃったけど……!
そ、そんなに怒ることなくない?また直せばいいだけだし……って、宗三の髪って複雑だわぁ……

そんなことを思いながら宗三の髪を見ていれば、宗三はすぐ私に背を向けて鏡を見ながら髪を直し始めた


髪大事かよ…ここの刀剣たち……


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