第37章 胸キュンなイタズラ

あれから、言い合いは収まり私は鶴丸と短刀ちゃん達に連れられ部屋へと来た


鶴丸「主、胸きゅんしたか？」


『ん？胸きゅん？』


平野「実は……主に胸きゅんの驚きを仕掛けようと言う話になったんです。ですが、あんな揉めることになってしまうとは……」


厚「想定外だったな〜、でも小夜は成功だったろ？」


『え、小夜ちゃんも胸きゅん驚きだったの！？』


小夜「……うん、でも…あれは本心だよ」


小夜はほんのり笑いながらこちらを見つめ顔を赤くした

か、可愛い……何なんだよ、ほんとに……！
ただの驚きじゃなくて胸きゅんにしてくれるとは、コイツら可愛いのにやりよる……！


『ありがとう小夜ちゃん…すっごい胸きゅんした！』


小夜「ん、良かった…」


蛍丸「それよりも、国行に対して何か驚きを仕掛けたいんだけど。まだ許してないし」


先ほどのやり取りにまだイラッとしているのか、何かをして明石を驚かせたいと話す蛍丸
その言葉に鶴丸は嬉しげに笑った


鶴丸「驚きか！それなら、俺が手伝ってやる。って事で……短刀も主も皆手伝ってくれ」


『え？私も！？』


なぜ私まで……
って、どんだけドッキリする気だよ！


蛍丸「主…手伝ってくれるよね？」


『あ、はい、是非』


蛍丸は上目遣いで私にお願いしてきた
その可愛さに私はすぐに了承した

この可愛さで頼まれて断れる人間があるわけない！