第33章 大慰労会2
歌仙「はぁ、しかたないね…(山姥切、羨ましい…)」
同田貫「多分その内眠っちまうから、それまで待つしかないな」
『そうだね…眠ったら2人に任せるからね』
同田貫「任せろ」
今だに抱きついたままのまんばくんの頭を優しく撫でながら、背中をぽんぽんと撫でながら様子を見ることにした。
〜 数十分後 〜
山姥切「…………」
あれからそっとしとけば、まんばくんは抱きついたまま眠ってしまっていた。
『……寝たみたいだね』
歌仙「うん、じゃあそっと座布団に寝かせておこうか」
同田貫「そうだな」
2人がそっとまんばくんを私から離してそのまま座布団へと寝かせてくれた。
『ありがとう2人とも…』
同田貫「気にすんな」
歌仙「濡れたとこ、ちゃんと拭いておくんだよ?」
『うん、また風邪引いたら嫌だからちゃんと拭いておく!』
私はタオルで濡れた場所を拭いてから、喉を潤すために少しだけお酒を飲んだ。
『さて、そろそろ別のテーブルにでも回ろうかな』
歌仙「主、飲みすぎには注意だよ」
『わかってるわかってる!歌仙も飲みすぎちゃダメだからね?』
歌仙「僕はそんなに飲まないから大丈夫だよ」
『私も!』
そんな会話をしつつ、私は立ち上がり2人に一声かければ別の席へと移動した。