第32章 大慰労会
蜂須賀「はぁ、まだまだ子供だね…浦島は」
浦島「っ…俺だって、大人だ!」
蜂須賀の言葉に更に激怒する浦島。
兄弟喧嘩?これ兄弟喧嘩なの?
可愛すぎる…てか煽る蜂須賀も子供だよね?
私は黙ってその様子を傍観することにした。←
蜂須賀「そうゆうところも、子供だと思うが?」
浦島「ふんっ…!こうなったら主さんに聞く!主さん、俺って子供?大人?なぁ、どっち?」
浦島は私に抱き着きながら、上目遣い気味で尋ねてくる。
か、可愛い…しんどいよ、やめて!!!
とりあえず落ち着け私、浦島は子供だけど…ここは黙って大人だよって言ってあげるんだ!!!
そうすれば事は静かに収まる!はず!
『いやぁ…浦島は子どm…いや、大人だよ!』
子供と言いかけたがすぐに立て直した。
私ってえらい!!!
そんな私の言葉に浦島は嬉しそうに且つ満足そうに笑った。
浦島「へへ、やったー!やっぱり主さんだけだよ、わかってくれるのは!」
蜂須賀「…主…お世辞にも程があるよ」
浦島「……お世辞…?」
浦島ぁぁぁぁ!顔が怖いよ!!!
蜂須賀黙っとけよ!!お前はもう口を開くな!
そんなバチバチした雰囲気を壊してくれたのは物吉だった。