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【刀剣乱舞】懐 か れ た い【R18】

第32章 大慰労会





不動「ん〜…柔らけぇ〜……」


『不動、酔いすぎだから……!』


いつもの不動ならこんなことしないよね……!?
きっと酔いすぎなんだよ、うん!
これはシラフじゃないから…きっと!
そう心では分かっていても、顔に熱が集まってくるのがよく分かる。

すると、どこからかブチ切れた長谷部がやって来た。


長谷部「不動!貴様ぁ……!」


不動「なっ、なんだよ…!何怒ってるんだよお前…そーやって怒ってばっかりいると、シワが増えるぞー?」


長谷部「うるさい!さっさとこっちに来い!」


不動「ちょっ…離せよっ!!!」


そう言って、長谷部は不動の首根っこを掴んでズルズルと違うテーブルに引きずられていった。


『………………嵐か、あいつら』


江雪「賑やかなのはいい事ですね」


宗三「うるさすぎもどうかと思いますが…」


今剣「あーあ、不動さんいいなぁ。あるじさまにちゅーできて!」


『……へ?』


なんだ、今剣の可愛いお口から何だか不適切な言葉が聞こえたような……
いや、空耳だと思いたい!!


今剣「こんど、ぼくにもちゅーさせてくださいね〜」


うん、空耳じゃなかった。
ばっちり聞こえちゃったよ!
まぁ今剣にちゅーされるなら私得だから良いんだけど……!!


『可愛い子なら大歓迎だからいつでもちゅーしようね!』


今剣「ほんとですか!?やったー!」


無邪気に喜ぶ姿が可愛すぎる…くっ。

そんなこんなで、私は再び違うテーブルへと移動した。


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