第32章 大慰労会
堀川「へへっ、ありがとう主さん…!」
『か、可愛い……』
長曽祢「主の顔がどんどんデレっとしていくな」
『だって可愛いから!長曽祢はかっこいいよ?』
長曽祢「かっこいいか、主に言われると尚更嬉しいな」
私の言葉に長曽祢は嬉しそうに笑いながらお酒を嗜んだ。
すると、清光と安定が再び引っ付いてきた。
加州「あーるじっ、もう離れたくない」
『え?いきなり何?どうしたの?』
大和守「主とずっとくっついてたい気分」
ベッタリ引っ付いている2人を見れば、優しく頭を撫でてあげる。
ずっと此処にいる訳にも行かないんだけど…可愛いお願いだから此処に居たくなるけど…他のテーブルにも行かなきゃなぁ…なんて思いつつ2人に声をかけた。
『今日は広間で寝るみたいだし、朝まで一緒にいられるよ?だから大丈夫だよ』
加州「へへ、嬉しい」
大和守「主の隣で寝れたらいいなぁ」
嬉しそうに笑う2人。
可愛すぎて色々しんどいんだけど、どうしたらいい?
とりあえず、他のテーブルに避難しよう。
そうしないと私の身が持たないよね、これ
『今日は楽しみなことたくさんだね!じゃあ、私はそろそろ…また話そうね?』
大和守「えー」
加州「まぁ、しかたないか」
堀川「また来てよ?主さん」
私の言葉に、皆残念そうにしてくれたが諦めたように私を送り出してくれた。