第32章 大慰労会
そんなことを話ながら、私は博多に貰った食事を食べた。
『ん!これ美味しい!』
博多「そりゃ良かったばい!へへっ、まぁ俺が作ったんじゃなかけど!」
そう自慢げに話す博多。
か、可愛い…。
『博多もたくさん食べるんだよ?私は他の刀にも挨拶してくるから!』
博多「えー、もう行くん?まぁ、みんな主を待ってるけん。たくさん増えて大変かもしれんけど、頑張り!主!」
そう笑顔で応援してくれる博多。
『ありがとう博多…本当にいい子!じゃあ、また後でね?』
そんな博多の姿に元気をもらえば、私は席を移動した。
そんな私はとりあえず近くのテーブルにお邪魔した。
『堀川〜!』
私は、座っている堀川に背後から抱きついた。
堀川「あ、主さん!」
『今日も可愛いね、堀川』
堀川「えー、僕より主さんが可愛いよ?」
そう言って堀川は、私の手を握りながら微笑んでくる。
うわぁ、癒される……!!!
私は少し恥ずかしくなれば身体を離して隣に座った。
すると堀川は顔を覗きながら笑った。
堀川「主さん、顔赤いね?」
『み、見なくていいから!』
私は堀川から顔を逸らした。
すると何処から湧いたのかわからない沖田組が堀川を押し退けて抱きついてきた。